目 次
人類のさまざまな活動が原因で引き起こされる環境問題。
代表例として、地球温暖化・森林破壊・海洋汚染・水質汚染・大気汚染などが挙げられます。
私たちの身近なところで言うと、毎日大量に排出されるゴミでしょうか。
様々なものがリサイクルされる中、紙のリサイクルはとても身近な感じがいたします。
カレンダーも環境問題に配慮した仕様の商品がございます。
今回2点と啓発を促す1点をご紹介いたします。
【NK-160 グリーン エコ・プラン】
カーボンオフセットで地球温暖化ストップ!
カーボンオフセット対応商品
いつも2か月先を表示できるミシンメ加工入り。
翌年の3月までスケジュール管理ができる15カ月カレンダー
角2封筒で送ることができます!ポスト投函ができます!発送コストが下げられます。
ミシン目の合わせて折りたたむと約A4サイズになって角2封筒に入り郵便で送ることができます。
【リニューアルしました】
用紙を57.5kgに変更し、角2封筒で送れる仕様になりました。
※封筒の付属はございません。お客様ご自身でご用意いただければ幸いです。
【SG-291 間伐材ECOカレンダー】
企業のCSRアイテムとして有効なカレンダー
この間伐材ペーパーを使用することは、森林の育成につながり、
CO2の吸収という地球温暖化防止の取り組みに貢献します。
間伐材ペーパーは地球環境に優しいエコロジーペーパーなのです。
※クラフト紙のぬくもりある風合いが魅力です。
※前月と後月のカレンダー付で、六曜も入り実用性バツグンです。
【NC-5 エコロジーカレンダー2026】
地球環境の問題は、20世紀から今世紀へ引き継がれた人類最大の課題であると言えましょう。
2026年度のエコロジーカレンダーは、いま人類の持つ共通のテーマである、環境破壊を6つの視点から捉えています。
【間伐材とは?】
樹木が成長して森林が混みあってくると、日光が地表まで届かなくなり、植物の成長を妨げてしまいます。森林を健全な状態に保つために、
混み具合に応じて樹木を間引き、残した木の成長を促す作業が「間伐」です。間伐を行うことで、次のような効果が期待できます。
①植物の育成につながる
植物が育つためには日光が必要ですが、木が密集していると十分に日光を浴びることができません。
適切に間伐を行い、日光を十分に行き渡らせることで、健全な木の成長を促せます。
地表に日光が差し込みやすくなることでさまざまな植物が育ち、土壌が豊かになる点も効果のひとつです。
②水害や土砂災害の緩和
木がしっかりと根を張ることで、大雨が降った際にたくさんの水をためられるようになります。
洪水を緩和したり、水資源を確保したりすることが可能です。
また、木の根が杭の役割を果たすため、土砂崩れや表土流出といった災害の防止にもつながります。
【間伐の種類】
間伐と一口にいっても、間引く木の選び方や目的から大きく2 種類に分けることができます。
①定性間伐
形状や品質、混み具合、位置関係などを踏まえて、間引く木を決める方法です。
育ちが悪い木や、折れている木などを優先して伐採し、健全な木の育成を促します。
定性間伐は、伐採する木を選ぶ方法から、「下層間伐」と「上層間伐」の2種類に大きく分けられます。
ⅰ下層間伐
下層間伐は、成長の悪い木や形状の悪い木を間引く方法です。「普通間伐」と呼ばれることもあります。
弱っていたり、成長が悪かったりする木を伐採するため、間引く木を選定しやすいのが特徴です。
ⅱ上層間伐
大きく育ったり価値が高かったりする木を間引く方法です。優性木間伐と呼ばれることもあります。
価値の高い木を選定して伐採するので、収益性に優れているのが特徴です。
ただし、森林の健全性を損なう恐れがあるため、管理が行き届いている森林でしか行うことはできません。
②定量間伐
定量間伐は、人工林の木の密度を踏まえて、残す量を事前に決めてから行う方法です。
木の成長の良しあしに関わらず、機械的に列ごと木を切り取っていきます。
間引く木を選定する必要がなく、かかり木(伐採した木が想定外の方向に倒れ、
地面まで倒れずに他の木に引っかかった状態)が起こりにくいなど、低コストかつ安全に作業を行えるのが特徴です。
【古紙って?】
紙の原料は元をたどればすべて木材(パルプ用材)です。不要になった紙を安易にごみにすることは、
貴重な森林資源を浪費することにつながります。視点を変えれば、
古紙は国内で発生する貴重な資源であり、製紙原料の安定確保のためにリサイクルは重要です。
紙のリサイクルは、一度使われた紙(古紙)を原料として繰り返し使うことで資源の有効利用になり、
新たに投入される木材(パルプ用材)の量を抑制することで、
森林資源の持続可能な利用に貢献します。
また、紙のリサイクルは、廃棄物として処理される紙の量を削減し、廃棄物減量化に貢献します。
実は紙リサイクルの歴史は長く、1000年も前の平安時代からはじまりました。
貴族が仕事で使った紙を捨てる前にリサイクルしたことが始まりといわれています。
また江戸時代には、使い終わった紙「古紙」を集める仕事がありました。
日本人は昔から紙のリサイクルを行って来たのです。
しかし1960年代から生活が豊かになると、大量の紙がつくられ、
使われた紙はゴミとして捨てられるようになりました。この時代から、
紙のリサイクルが改めて叫ばれはじめ、現在のリサイクルのしくみができあがりました。
今ではゴミを減らすこと、リサイクルを進めることの意識が高くなり、
古紙の回収・利用が進められています。
【まとめ】
SDGsが叫ばれる中 私たち一人一人が出来る事として紙のリサイクルや
間伐材の使用など小さなことの積み重ねが環境問題に大きく貢献する事に繋がります。
日本では、古紙回収の仕組みが確立しています、紙をごみとして捨ててしまう前に、まず、リサイクルを考えましょう。
そして間伐材の利用は、森林の健全な成長や生態系の維持、土砂災害の危険性を下げるなど、効果が期待できる取り組みです。
様々な形で循環型社会の形成に大きく貢献していけることを願います。